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大慈恩寺 (成田市)

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
大慈恩寺
大慈恩寺本堂（成田市）
大慈恩寺本堂
所在地 千葉県成田市吉岡183-1
山号 雲富山
院号 池光院
宗旨 新義真言宗
宗派 真言宗智山派
本尊 釋迦如來
創建年 761年（天平宝字5年）
開山 鑑真
中興年 鎌倉時代後期
中興 大須賀氏
正式名 雲富山池光院大慈恩寺
法人番号 6040005006859 ウィキデータを編集
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大慈恩寺（だいじおんじ）は、千葉県成田市吉岡にある真言宗智山派の寺院。山号は雲富山。院号は池光院。本尊は釈迦如来。

由緒

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761年（天平宝字5年）鑑真によって創建されたと伝えられ、当初は慈恩寺と称していた。鎌倉時代後期、千葉氏の一族である大須賀氏により中興され、以降大須賀氏に尊崇された。室町時代初期の1341年（暦応4年）、足利直義が安国寺利生塔を建立した[1]。1391年（明徳2年）後小松天皇から「大」の一字を賜わり慈恩寺から大慈恩寺と改められた。同年鎌倉公方足利氏満から武蔵六郷保大森郷を寄進される[2]。応永11年（1404年）江戸蒲田氏により寺領を横領されたため[3]、足利満兼から安堵を受ける[4]。応永24年（1417年）金井氏の乱入を受け武蔵守護代長尾忠政の安堵を受け[5]、応永33年（1426年）下総守護千葉兼胤の[6]、永享2年（1430年）兼胤の子千葉胤直の安堵を受けた[7]。

江戸時代には江戸幕府から朱印状が与えられていた。足利直義が建立した利生塔を元禄16年（1703年）に再建した。1902年（明治35年）に暴風により倒壊、現在は礎石のみ残存し、成田市の史跡に指定されている。

文化財

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  • 県指定有形文化財
  • 市指定文化財
  • 市指定史跡
  • 山門
    山門
  • 利生塔礎石群 （成田市指定史跡）
    利生塔礎石群
    （成田市指定史跡）
  • 板碑 （成田市指定文化財）
    板碑
    （成田市指定文化財）
  • 鐘楼 （梵鐘は千葉県指定有形文化財）
    鐘楼
    （梵鐘は千葉県指定有形文化財）

所在地

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千葉県成田市吉岡183-1

脚注

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  1. ^ 『大日本史料』第6編6冊780頁。「大慈恩寺文書」
  2. ^ 『史料総覧』第6編907冊204頁。「大慈恩寺文書」
  3. ^ 『大日本史料』第7編6冊791頁。「大慈恩寺文書」
  4. ^ 『大日本史料』第7編7冊365頁。「大慈恩寺文書」
  5. ^ 『大日本史料』第7編27冊249頁。「大慈恩寺文書」
  6. ^ 『史料総覧』第7編907冊528頁。「大慈恩寺文書」
  7. ^ 『史料総覧』第7編907冊694頁。「大慈恩寺文書」

参考文献

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外部リンク

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